のまネコ関連で面白いブログを発見

エイベックスの「のまネコ」騒動で、面白いブログを見つけました。

モナーを守るための具体的方法

抗議の方法を具体的に示しています。
ひとつめは、アマゾンの該当製品コーナーに抗議の書き込みをすること。
ふたつめは、エイベックスの経営陣に抗議の手紙を書くこと。

このブログがすごいのは、手紙のひな形を作ってあることと経営陣の
自宅住所まで調べてあること。ブログの書き手は、株なんかに詳しい人
みたいだ。

こういう消費者参加民主主義みたいなのはけっこう好きなので、
私もちょっとやってみようかと思う。

自分が「切り捨てられる側」だってことに何で気づかないのか

衆院選自民党の圧勝。
ここまで勝つとは思っていなかったけれど、小泉首相のPRの上手さからは
予想通りという印象だ。


今回も私は自民党には投票しなかった。


以前なら、自分が支持しない自民党が大勝ちするのを見ても、白けていた。
「田舎の人が投票してるんだな。都会の人や若者は選挙に行ってないんだな」と。

今回も田舎の人(郵政法案反対派)は投票したがあまり力にはならず、
都会の人や若者が選挙に行って自民党に投票した様子が、新聞報道などからうかがえた。

みんな壊して欲しがっている。


ちょっとばかりショックだった。
壊されてトクするのは一部の人なのに。
普通の会社員は、小泉首相が目指しているアメリカ型社会で決して「勝ち組」に
なれないのに。

自分自身がどの辺にポジショニングされるか分からずにお祭りに参加するのは
馬鹿がやることだと思うけれど、もはや他人を馬鹿にする気にならないくらい、
今後しばらく日本の社会が進む道は決まってしまったなと思う。

ちょっと古いが、厚生労働省がまとめた平成10年度の所得再分配比率に関する
統計データを見てみたい。

ド素人の私でも分かるのは、年収500万円以下の人にとっては税金など
「政府に対して払うカネ」より再分配により「政府からもらうカネ」の方が多いことだ。
子どもがいる世帯なら、もうよほどの金持ちでないかぎり、今はトクをしていることになる。
保育園や学校にかかるカネが税金でまかなわれるからだ。


「金持ちが経済を牽引する」型になる時、おおかたの普通の人たちは切り捨てられる側に
なることを気づかないのだろうか。

「遊就館」があったっていい

靖国参拝がいいか悪いか話題になっていた時、「戦争肯定展示ばっかりの施設があるからダメ」とやり玉に挙げられていた遊就館。直接見ないといいも悪いも言えないだろうと、行ってみた。

数年前に改築されたばかりで、かなりキレイな建物。800円のチケットを買って自動改札みたいなのを通って中に入る。1Fには入場料払わなくても入れるスペースがあり、機関車(泰緬鉄道で使われていたもの)や武器なんかが展示してある。食堂と売店にも入れる。

売店には靖国や軍事関係の書籍やビデオが売っていて興味深かった。もちろん、ほとんどが靖国の存在を肯定し、東京裁判を批判するような内容である。一般の書店では見かけないマイナーな出版社が発行している書籍も多い。日系ブラジル人の子ども達が靖国への思いを綴った手紙集のような本もあった。現地校の先生が編集したらしい。遠く離れていると民族としてのアイデンティティに思いをはせるという行為も美しく昇華されたものになるのだろう。


食堂はセルフサービス。カフェと言った方がいいかも。白が基調のすっきりしたインテリア。いすにかかっていた布がちょっと汚れてるので洗った方がいいなと思ったが、他はいい感じ。昔のレシピをそのまま使ってるという、海軍カレー680円を食べた。なかなかおいしかった。昔、家で母親が作ってくれたカレーをもっと薄味にしたらこんな風になりそう。


肝心の中身は、見どころが3つあると思った。1つめは映像。ドキュメンタリー風に靖国のすばらしさと東京裁判批判を描いたもの。2つめは展示品たち。年表や説明のパネルと当時の品々をおいている。3つめは戦死した人たちの写真コーナー。


映像作品はなかなかよく出来ていたと思う。随所に出てきた「英霊に真を捧げる」という言葉にはすごい違和感を覚えたし、ナレーションのおばさんの話し方が説教くさくて素人っぽく思えたけれども。日中戦争や太平洋戦争を勃発時からではなくもっと遡って描いている。そうすることで「欧米列強もアジアを侵略してた」「日本は追い込まれた」「あれは自衛の戦争だった」と主張することができる。


実際、欧米に対する主張にはほとんど同意。特に東京裁判の評価に関する部分。よく知られているインドのパール判事の言葉だけでなく、アメリカの政府要人(マッカーサーか誰か。実際は名前が出ていたが忘れた)が戦後数年して米国議会で「当時の日本にとって、あの戦争の大半は自衛のためという意識だった」と証言していることなどを引いている。当時、日本軍に加わって戦った台湾の少数民族が実名つきでインタビューに応じ「日本人が米の作り方を教えてくれた」なんて言ってる場面もある。リベラルなメディアでは決して知ることがなかった話で面白かった。


ただ、この映像が意図している「あの戦争を全面肯定する」気持ちにはとてもなれない。韓国併合満州事変に関する説明はあまりにご都合主義で「そんなの信じないよ。馬鹿にすんなよ」という気分になる。中国から独立させて一緒にアジアを変えようとして、韓国を誘った、みたいに言っている。嘘ばっかりである。こういう嘘をつくから、半分納得しかけた私のような「疑問を抱くリベラル」を説得しきることができないのだ。


「欧米列強から独立を守るには、戦争しかなかった。でもアジア侵略という形で目的を達成しようとしたことは間違いだった」


とまとめたなら、私だって賛成したかもしれない。


年表展示は正直言ってあまりインパクトを感じなかった。きれいに作ってるなあ、というくらい。


最後の方に、戦死者の写真が延々と並ぶ部屋がいくつもある。見ていると気の毒というより怒りがわいてくる。「こんな若い人、いっぱい殺すのは、やっぱりばかげている」としか思えないからだ。


全部見終わって「何か足りないな」と思う。


原爆と東京大空襲だ。


この建物の外で「戦争」と言えば、原爆と東京大空襲、あと沖縄戦と相場が決まっている。私がこれまで接触してきたメディアで戦争を取り上げるときは、この3つが必ず扱われてきた。


広島の原爆資料館には小学生の時に母親と行った。父方の祖母の家から日帰りで行ける距離だったためだが、恐ろしくてその日は眠れなかった。以来、祖母の家に行くと爆弾が落ちてくるんじゃないかと怖くて、夏の帰省が嫌で仕方なかった。同じ頃「はだしのゲン」を読んだことも、戦争=原爆=怖い、絶対嫌 につながっている。


沖縄戦は母親が持っていた「暮らしの手帖」に載っていた「ひめゆり特集」のような記事で読んだ。これまた怖かった。


遊就館の展示は、戦って死んだ人たちのためのものだから、戦わずしてというより戦えずして死んだ人に関する展示はないのである。


ここで被害者展示をしろとか言うつもりはないのだけれど、歴史というのはどのファクトを拾ってくるかによって、全然違うストーリーに見えるものだとちょっと感心してしまった。

例えて言えばこんな感じだ。


「黒船」「東京その他大都市空襲」「開国」「三国干渉」「日清戦争」「日露戦争」「原爆投下」「特攻隊」「真珠湾攻撃」「沖縄戦」「ABCD包囲網」・・・


【問題1】上の語句の中から任意の5つの語句を使って、先の戦争についてあなたの考えを述べなさい。ただし、次の(A)(B)の条件に合わせて2種類の回答を作成しなさい。

(A)あなたは大手新聞の記者で「戦後60年を振り返る」という連載企画を担当しています。

(B)あなたは元陸軍××部隊に所属していた兵士で、部隊の同窓会文集を書くことになりました。


私がずっと見てきたNHKスペシャルやら朝日新聞やらその他の「ふつうのメディア」は問題Aに遊就館はBに答えているわけだ。

表の世界にはA的な言説が氾濫しているわけだから、遊就館のようなものがあったっていいじゃないかと、私は思った。あそこで見た映像はプロパガンダだったけれど、ある種のハリウッド映画はもっとひどい。それを世界中にばらまいて金儲けしてるのだから、靖国なんてかわいいものだ。将来自分に子どもが出来たら、靖国に連れてくるより前に「はだしのゲン」を読ませるけれども。


あと、欧米人観光客や若いカップルが思ったより多かったのが意外だった。

『女ひとり〜』後半の方が面白かった

9/6に3分の1読んだ感想を書いたのだが、今日読み終えた。
前半に感じた「肩書きじまん」は後半ではほとんど見られず楽しく読めた。


最後まで読んでプロフィールを確認し、著者がまだ世銀にいることを知って驚いた。
後半は実体験に基づき「いつ頃、どんな状況で、誰が」著者の足を引っ張ったかが詳しく書いてある。


南米のゴマすり好き上司におべっかを使わなかったから疎まれてクビにされそうになったり、「人間関係が悪い」と中傷されたり、米州開発銀行のポストを取ったらそこは本来財務省出身者が行くはずのポジションで、日本側から思い切り足を引っ張られたり。そのことがばれて「日本政府とのコネ、なし」と判断されて行内で干されたり。米州開発銀行から世銀に戻ろうとしたとき、当時、財務官だったミスター円・榊原に邪魔されたり。


国際機関については、政治的な思惑やごますりが横行してる、との批判をよく聞くが、誰も「いつどこで誰が誰に対して何をしたのか」具体的には話さない。当たり前だ。自分が組織で生き残れなくなってしまう。


それを現役の世銀職員(っていうのか。行員じゃあないだろう)でありながら、書いちゃう勇気。日本のメディア状況を知っていたら、辞めるまでは絶対書かないのに。なかなか貴重な本だった。

『運命 農奴から東大教授までの物語』 読んだ

政治学の大御所、蒲島郁夫東大教授の自伝。サブタイトル通り“農奴経験”も綴られている。すごい立身出世伝。努力とかやる気が人をいかに変えるか見せてくれる。

運命―農奴から東大教授までの物語


以下、内容の要約。
高校卒業し農協職員として働いていたが、退職。農業研修生として初渡米した20歳の頃、大農場で家畜の世話に明け暮れる。研修の最後の3カ月に大学で学び、学問の面白さに目覚める。

それから後がすごい。研修先だったネブラスカ大の担当者に「ここに戻ってきたい」と頼み、いったん帰国して渡米費用を貯めた後、通訳として再渡米。働きながら大学受験の勉強をして24歳でネブラスカ大に入学。豚の精子の保存法を研究する。卒業時、専攻を政治学に変えてハーバードの博士課程に受かってしまう。たった4人の中の1人である。

普通なら短くても4、5年はかかる博士号を、たった3年9カ月で取得し日本に戻る。筑波大学で職を得て17年間勤務し、声がかかった東大に移り現在に至る。
ここまで要約。


本の随所に「農協職員から東大教授へ一足飛びにいったわけではない。その間の苦労が私だ」といった内容の記述がある。私は記憶にないのだけれど、おそらく東大教授就任時はマスコミが大騒ぎしたのだろう。見出しになりやすい、キャッチーな人事だから。


本人は「その間」を知らせたくて自伝を書いたのだろうと思った。
ハーバードに入学して以降は、妻子持ちで大変だろうなとは推測できるが一貫して明るいトーン。もとから頭良かったんだろうなあと思う。


読み応えがあるのは、農作業をしている部分。アメリカの農場って機械化されていて、人間はラクできるのかと思っていたが、さにあらず。夜明け前から起きて家畜の世話。餌を作ったり畑を見たり、休む暇がない。すごいなあという感じ。研修最後の数カ月に勉強をした時「農作業に比べて勉強がラク」と思ったのもわかるほど、過酷な農奴生活。


自分ががんばって出世した人は、とかく「他の人も頑張れば何とかなる」と後に続く者に厳しくなりがち。だが、蒲島センセイは自分が師にしてもらって嬉しかったことを学生にもしてあげる。「参加型民主主義」を実現するため、学生に調査&執筆させた本を出版したり。
いいセンセイだなあ。

映画「チーム★アメリカ」、面白いけど・・・

teamamericaトイレつまり

「サウス・パーク」の制作スタッフが作った、アメリカ政治&文化おちょくり映画。世界の警察を自称し、テロを防ぐためと言って世界の各都市(パリやカイロ)を破壊するアメリカ人達をおもしろおかしく描く人形劇(だと思う。アニメかな)。


よその国を破壊しながら、自分達は手近な者同士、恋愛に興じている自分勝手さなど、ハリウッド映画のパロディーにもなってて笑った。


ただちょっと暴力的すぎかつ下品。銃で撃ったり爆弾が炸裂したり、酔って吐いたりの描写がえぐい。私は反ブッシュ、ハリウッド映画嫌いだけれど、やりすぎ感を覚えた。

昨日から書き始めたので、まだよくわからないことがいくつかある。

ひとつめは改行のルール。
書き込み画面上で1行空いていても、表示されるときは空いていない。
表示画面上で1行空けるためには書き込み画面上で2行空けなくてはいけない感じ。
これはちょっと不便。


ふたつめは「追記」のルール。
できれば最初の10行くらいのみ表示して、残りは「続きを読む」にしたいのだけど
どうやったらいいのか分からない・・・


ただ、本の表紙表示なんかは手軽にできそうなのでこれから徐々にやってみようと思う。